建設業(圧接業)で働く人でも家は買えるのか?ローン審査・将来性・世間の評価から考える
- sineigasuassetu
- 10月8日
- 読了時間: 3分
更新日:10月17日
はじめに
「現場仕事だから家は買えないんじゃないか…」「ローンなんて通らないだろう…」
そんな風に感じたこと、ありませんか?
周囲の人たちからもよくこの話題が出ます。
でも、結論から言えば「家の購入は十分可能」です。
今回は、建設業で働く人の立場から、住宅ローンの現実、将来性、そして世間での評価などを含めて、リアルな視点でまとめてみます。

建設業(圧接業)で住宅ローンは通るのか?
👉結論:通る。ただし「条件次第」
銀行や信用金庫は、住宅ローン審査の際に主に以下のようなポイントを見ています。
➤雇用形態(正社員か個人事業主か)
➤年収と勤続年数
➤借入履歴(他のローンやカード利用歴など)
➤健康状態(団信に入れるか)
たとえ現場仕事でも、収入が安定していて、勤続年数が長ければ審査に通る可能性は十分あります。
個人事業主の場合は、2~3年分の確定申告書が必要ですが、きちんと申告していれば問題ありません。
圧接業という仕事の将来性は?
👉熟練技術が必要だからこそ、今後も需要は高い
圧接業は、鉄筋や鉄骨の接合を専門に行う、非常に専門性の高い仕事です。
AIやロボット化が進む中でも、「人の手による技術」が必要とされる分野です。
➤インフラ整備(橋、トンネル、高速道路)
➤大型建築(マンション、商業施設)
これらは今後も需要がなくなることはありません。
さらに、若手の職人が減ってきている現在、経験と技術を持つ圧接工はより貴重な存在になっています。
つまり、「将来性はある」と言えるのです。
世間からの評価は?不安に思う理由
👉「きつい・汚い・危険」というイメージ
正直なところ、建設業界全体に対して「3K(きつい・汚い・危険)」という古いイメージを持っている人も多いです。
そのため、「住宅ローンで不利になるのでは?」と不安になるのも無理はありません。
ですが、実際の審査では職種名よりも“信用情報と収入”が重要視されるため、
イメージだけで不利になることはほぼありません。
また、近年は建設業界でも働き方改革が進み、労働環境や給与も改善されてきています。
弊社では未経験者にも月給制を導入しており、安定した収入を確保できる体制を整えています。
加えて、現場経験を積んで技術を身につければ、最短で2年半ほどで“親方”として現場を任される立場に昇格することも可能です。
建設業で家を買うことのリアル
👉実際に家を買った仲間もたくさんいる
私の周囲でも、圧接工として現場で働きながらマイホームを手に入れた人は珍しくありません。
家を買うことができるというのは、裏を返せば“世間から一定の評価を受け、安定した収入がある”という証拠でもあります。
💡家を買うときに気をつけたいポイント
➤確定申告はしっかりする(個人事業主の場合)
➤カードローンやリボ払いは整理しておく
➤勤続年数を積み上げる(転職の直後は不利になる)
➤地銀や信用金庫も検討する(フットワークが軽く、相談しやすい)
まとめ:建設業だからといって、家をあきらめる必要はない
圧接業をはじめとした建設業界で働く人でも、
条件を整えれば家の購入や住宅ローンの審査に通ることは十分可能です。
将来性もある業界ですし、むしろ誇りを持って働くべき仕事です。
「いつか家を持ちたい」「安定した将来を築きたい」と考えているなら、今からできる準備を始めてみてはいかがでしょうか?



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