現場仕事でも実現できる?圧接工のワークライフバランス
- sineigasuassetu
- 5 日前
- 読了時間: 5分
こんにちは!新栄ガス圧接です。
建設現場で重要な役割を担う「圧接工」。
鉄筋を継ぐAIには代わりができない大切な職業です。しかしながら、「長時間労働」や「休みが取りにくい」というイメージが強く、働き方改革の波が広がる中でも、改善が進みにくい職業の一つでもあります。
この記事では、「圧接工 ワークライフバランス 改善方法」や「建設業 働き方改革 現場仕事」といった視点から、現役の圧接工の働き方や、これからの働き方の選択肢について考えていきます。

①圧接工という仕事の現実
● 高い技術と責任が求められる仕事
圧接工は、鉄筋や鉄骨を熱や圧力で接合する専門職。
構造物の強度に直結するため、熟練の技術と集中力が求められます。
● 早朝出勤・残業・天候の影響
現場によっては朝早くからの出勤が当たり前。
さらに、現場の進行状況によって残業も発生しやすく、天候によってスケジュールが左右されることもしばしば。
また、日当制や日雇いで働く場合、天候によって収入が減ってしまうという課題もあります。特に圧接の現場では、大雨の日には作業ができないため、影響は非常に大きいと言えるでしょう。
② 圧接工のワークライフバランスは取れるのか?
● 実情:まだまだ厳しい面もある
「圧接工 ワークライフバランス 実態」というキーワードで検索しても、働き方に関する不満や悩みが多く見られるのが現状です。
➤土日出勤が当たり前の現場も多い
➤家族との時間が取りにくい
➤休みがあっても気持ちが休まらない
● それでも少しずつ変わり始めている
最近では、働き方改革や若手の人材確保のために、労働環境の改善に取り組む企業も増加中です。
例えば…
➤完全週休2日制を取り入れる
➤給与や昇給・昇格よりも、年間休日数を重要視する若者への対応
➤残業の削減による、長時間労働の是正
③当社が大切にしていること
私たち新栄ガス圧接では、「働きやすさとやりがいの両立」をとても大切にしています。
そこで、当社がおこなっている働きやすくするための取り組みをお伝えします。
● 週休2日制の導入!
現場の状況にもよりますが、週に2回のお休みが取れるよう調整を進めています。
「しっかり働いて、しっかり休む」ことで、作業中の集中力や安全意識の向上にもつながっています。
特にこの夏は酷暑が続き、体力と精神の消耗も激しく現場にでている人たちは大変だったと思います。
そんな中で、お休みのほかに休憩時間も多く取るよう指示してきました。
職人一人ひとりの体調やコンディションにも目を配り、「無理をさせない現場づくり」を心がけています。
安全第一はもちろん、長く安心して働ける職場を目指しています。
● 未経験でも正社員として雇用
当社では未経験の方でも「月給制」での採用を行っています。これにより、天候や現場の有無に左右されることなく、毎月安定した収入を得ることができます。
仕事に慣れるまでの期間も収入が保証されているので、安心してスキルを身につけていくことが可能です。
将来を見据えて働きたい方にはぴったりの制度です。
● 残業時間の削減
以前は「現場仕事=残業は仕方ない」と思われがちでしたが、当社では、作業の効率化や現場との連携強化によって、残業の抑制に取り組んでいます。
必要なときはもちろん対応しますが、ムダな残業はゼロへ。それが私たちの目標です。
● 働きながらの資格取得
圧接の技術を高めることで、できる仕事が広がり、収入アップや現場での信頼にもつながります。
当社では、以下のような資格取得を会社が全面サポート!
➤ガス圧接技量検定
➤継手管理技士
➤鉄筋継手部検査技術者
➤ガス溶接
➤玉掛け
➤クレーン運転(5トン未満)
➤自由研削砥石
➤足場の組立等作業従事者
➤フルハーネス
➤職長・安全衛生責任者教育
➤登録圧接基幹技能者
などの他、必要に応じて追加される資格に関しても会社にてサポートをおこなっています。
「勉強は苦手…」という方も大丈夫!
先輩たちが現場で実践を通してしっかりフォローしてくれます。
● 自由時間の確保
特に若い社員からよく聞く声が、「自由時間をもっと確保したい」という想いです。
当社では、そうした社員の声に耳を傾け、休暇の取りやすさや急な用事への柔軟対応も重視しています。
「子供の運動会に参加したい」「奥さんの誕生日は早く帰りたい」「仕事後は同僚や友達を飲みに行きたい」など…
個々の私生活の時間を大切に、また、休暇を取りやすくすることも会社として大切な取り組みの一つと考えています。
まとめ:現場仕事だからこそ、働き方を考える時代へ
「圧接工だから仕方ない」「建設業はこういうもの」
そう思い込んでしまえば、いつまでも働き方は変わりませんし、未来を担う若者の働き手は増加していくことはないでしょう。
ですが、少し視点を変え、働く人にとって「働きやすく、仕事も私生活もバランスよく」すること——それこそが、これからの時代に求められる本当のワークライフバランスではないでしょうか。
現場仕事であっても、工夫や会社の取り組み次第で、より柔軟な働き方は実現可能です。
「現場だからこそ無理」という常識を少しずつ壊しながら、誰もが長く安心して働ける環境づくりを、私たちはこれからも目指していきます。